川内優輝がボストン・マラソン優勝!強いとは何かを教えてくれた!!
この時代に最強のマラソンランナーを応援することができて良かった。
川内優輝選手がボストン・マラソンを優勝したことで、朝から気持ちがハイになりました(笑)
まさか優勝するとは思いませんでした!
ボストン・マラソン
この大会ってマラソンランナーなら誰もが知ってる超有名で歴史ある大会です。
またワールドマラソンメジャーズに指定されている6大会のうちの1つ。
なんせハイレベルの選手が世界から集っていますので、昨年の大迫傑選手が3位の表彰台に上がっただけでも快挙なのに、それを優勝するってびっくり仰天!としか言いようがありません(笑)
しかも昨年の優勝者ジョフリー・キルイ選手を抜き去ってのフィニッシュはとても価値あります!
世界陸連非公認
本大会はワールドマラソンメジャーズの中で唯一世界陸連から非公認扱いとなっています。
というのは世界陸連の定めるコース条件に合致していないからです。
とは言えども42.195kmの距離は正しくありますので、マラソンコースとしては形として成立しています。
ボストン・マラソンはなんだかんだ言って高速決着するイメージなので、今回は悪条件下で2時間15分58秒という平凡なタイムだったのは驚きでした。
気象条件
メジャーリーグの試合が中止になるほどのめちゃ寒い天候。例年に比べて最悪の気象条件でした。
めちゃめちゃ寒い中でのマラソンって意外に体力を使います。
それに雨も降ってしまえば、身体が動かなくなるのは人間の生理現象として当たり前なのです(^_^;)
それを難なくこなすのが川内優輝の真骨頂。
強いとは何か?
東京マラソンで日本新記録が出たのは記憶に新しいです。
この記録は、東京マラソンのコース条件ならではの記録なのですね。
単純に言えば、記録が出やすいコースであります。
15位までのタイム順を見ると2時間10分00秒でフィニッシュしています。
天候も良く走りやすければ必然的に好タイムが出るわけですね。
昨年12月の福岡国際マラソンでは大迫傑選手は久々に2時間7分台というタイムでフィニッシュしましたが、それまで参加してきた選手たちは2時間10分をかろうじて切るレースが長らく続いていました。
川内選手はこの時点で大迫傑選手に負けていますが、持ち前の粘りは発揮していますし、なかなか崩れることのないレースをしています。
これって「強い」ということの証明でもあります。
途中かわされたり追い抜かれたりしたら、諦めて戦意喪失する選手がいる中、川内優輝選手はとにかく粘る!粘る!!これが観ていてワクワクしますし、応援したくなります!!
実際にタイムが速くても途中棄権する選手を何度か見てきましたけどね。
あれは見ていて嫌な気持ちになったりします。
2時間3分台で走るWキプサングが東京マラソンを棄権したのはガッカリしましたが・・・(^_^;)
川内優輝選手はタイムはそんなに速いわけじゃありません。
それでも崩れないには彼なりの哲学があるからでしょう。
これには下記のブログ記事が詳しいです。
シンプルに彼の原動力は「勝つためのマラソン」です。
タイム狙いはせずに、いかに勝つためのマラソンができるかを体現しています。
それはきっと設楽悠太選手や大迫傑選手も同じ思いでしょう。
なんかんだ今後の男子マラソンがかなり楽しみです!
これに触発されて自分も久々にマラソンに出たくなりました(笑)