パンチョの人間万事塞翁が馬

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2023年MGC (マラソングランドチャンピオンシップ)男子の感想

序盤から面白い展開を作ったのは川内優輝

そしてまさかの出遅れを喫して途中棄権した鈴木健吾

 

テレビをつけて仰天した。

 

マラソンの中継を見るのはかなりの久しぶりで、数年前に見た選手と今の選手の顔ぶれがほとんど変わっていた。

 

唯一、川内優輝だけはこちらがマラソン真っ只中のときに活躍している選手なので、今でもずっと応援している。

けど、顔つきがかなり精悍になっていたのはそれだけ歳を重ねたと同時に129回走り抜いてきたマラソンの成果。

 

スタート直後に先頭を走る姿は誰が予想していたことだろうか。

 

この状況はハーフを通過しても変わらず。

折り返しやカーブの付近で引き離すなどの駆け引きをしているかのように見えたのはきっと世界を見据えての仮想敵役になろうとしていた。

いや気のせいかも知れない。

 

しかし20kmと25kmの5km通過タイム 

15分20〜28秒とかなり落ちてきた。

序盤が5km14分台で走っていただけに、ここにきて脚がきた可能性大。

 

30kmあたりから第二集団が川内優輝をとらえようとし、35kmを通過してから一斉に抜き出す。

 

このメンツを見るとひと昔前に活躍した選手たちばかり。ちょっと嬉しくなる。

 

川内優輝は抜かされても懸命に喰らいつく。

ここから上り坂になり、少しずつ苦しくなる展開。

 

 

37kmを通過してトップ争いはまだ決まらず、雨の中で誰一人もスパートを決めないのはなんだかなーと思う。

 

38km通過してようやく動いた。

小山直城が先頭、その次に大迫傑が追走

 

川内優輝はまだ粘る。

 

40kmを通過

小山直城が独走。

 

あっという間にゴールイン。

 

 

自分がまったく知らない選手。

 

2位は赤崎暁

 

3位は大迫傑

 

4位は川内優輝

 

 

 

なんだかんだ言って、川内優輝が粘って盛り上げたところがMGCを面白くしたなーと思う。

 

3位は大迫傑だけど、ここまでのパフォーマンスは限界なのかどうか見極めが必要だろう。

充分に代表に選ばれる実力はあるのは確か。

けどこれで安泰なわけではない。

 

何しろ今回棄権した鈴木健吾はファイナルチャレンジで巻き返してくることを考えると、東京マラソンで激突することは充分に考えられる。

 

今からが楽しみだ。

 

 

 

 

 

やっぱ中継を見るとマラソンは面白いなー。

 

久しぶりのランナー熱が高まった。

走りたくなったなー。