ここのところずっと映画ネタですね。
毎週、映画館に足を運んで気になる映画を観に行っており、練習らしい練習はしておりません←おい!
走りたくないってわけじゃなくて、バセドウ病をもっておりますので、暑すぎて体調不良になるのが嫌なだけです(笑)
そんな戯言は置いといて、本題に入ります。
男はみんな観たことある
世の男性の皆さんは、小さい時に朝日放送系列のスーパー戦隊シリーズを視聴して育った方が多いと思います。私もそんなクチです。
小さい時はレッドに憧れて、リーダーになりたくて仕方ありませんでしたが、歳を重ねるにつれてその他カラーのキャラの役割に惹かれるようになります。
そんな私はピンクの色気に興奮したものです←アホか!
今回観に行ったのはハリウッド版の「パワーレンジャー」
もとは日本の「ジュウレンジャー」が輸出され、アメリカでリブートする形で日本に逆輸入されました。
小学校を卒業する境にはスーパー戦隊シリーズを観なくなってしまいましたが、時代的に「ジュウレンジャー」は視聴していた世代でしたので、ハリウッド版はどんな風に演出しているのかドキドキとワクワクが入り混じって映画を観ます。
ハリウッドらしい演出!
YouTube等で予告PVを観ていただければだいたい想像はできると思いますが、ストーリー構成はまさにアメリカ映画そのものです。一人の男性が素行を起こして警察のお世話になり、たまたま補習の場で出会ったもう1人の男と炭鉱に向かうところからが始まりです。
その炭鉱からのシーンが日本をリスペクトするかのような演出もちらほら出てきて我ながら関心はしました。
まさにデジャヴ!
私の中ではスパイダーマンやアイアンマン的な展開を想像していたのですが、日本テイストがそれなりに使われていることがあって「ちゃんと日本的な構成を取り入れている」のが十分に伝わりました。またマスコットキャラも日本版とそう変わらない演出でしたのですんなり溶け込めたのが良かったです。
ドラゴンボールのハリウッド版よりは10,000倍マシです!w
戦闘シーン
前半は変身するまでの過程が描かれ、ティーン・エイジャーらしい葛藤が繰り広げられます。まさに青春映画ですね。
後半からようやく戦闘が始まるわけですが、そのシーンが昔観た戦隊シリーズの戦い方そのもでした!
雑魚たちを蹴散らすシーンは心躍ります!
ただ時間の都合上、カットされてる部分もあったのか短めでしたのですぐさまボスシーンに突入。まぁこれもこれで悪くなかったです。
なぜならばスーパー戦隊シリーズのお約束である巨大ボスとの対戦シーンが有り、ヒーローがロボットに操縦して出撃するところが子ども心をくすぐります(笑)
あぁ〜昔はこんな風にワクワクしていたよなぁ〜
この哀愁感は、アメコミヒーローでは出てきません。
スーパー戦隊シリーズだからこそ出てくるのです。
敵に立ち向かう姿
アメリカ映画ではスパイダーマン・スーパーマン・アイアンマンなど、だいたい1人で敵に立ち向かうことが多い一方で、日本はチームで敵に向かうという文化的な違いがあります。
どちらも正義の行動としてなので否定はしません。けれども私は日本人というスピリッツを持っているためか、どこかで仲間と共に立ち向かう姿を求めているんだなと実感した次第です。
仕事でも家庭でも1人でやっていくには限界があって誰かのフォローやサポートを受けて目標を達成していくのが日本的な特徴でもあり文化的側面でもあります。
そういった文化的側面をハリウッド版は挑戦したのです。
本作パワーレンジャーの監督は本当に日本をリスペクトしてるんだなと思いましたよ。
ラストシーンは続編への含み?
最後のシーンは日本的な「お約束」が盛り込まれて妙な安心感というかあっさり感が頬をゆるませてくれます。
こうやって締めくくると続編があっても驚きはしないので、早くも続きが見たい衝動に駆られています(笑)
これまでのハリウッド版は三部作構成ですから、シリーズ3まで引っ張ると思いますが、ここに来て暗礁が出てきます。
上のリンク先では興行収入が70億超えないと続編が危ぶまれるとのことでした。
かなりの予算をつぎこんだそうです。実際に映画を見てると細かな部分がリアルすぎましたので、予算のかけかたは半端ないとは思います。
けれどもこれほど子供心に返ることのできるアメリカ映画はそうそうないので、ぜひとも続編を作って公開してほしいです!
そんなわけで、世の男性の皆さん続編のためにぜひ映画館に運んでください(笑)
私としては良かったほうなので、とても楽しめましたよ^^