もう今年一番のベスト映画と言っていいくらい賞賛を与えたいほど感動しました!
昨年あたりからジワジワと予告PVを観てきたので、気になるを通り越して絶対に観に行く!というほど期待していましたから、観終わって「期待以上」に変わりました(笑)
初っ端から引き込まれる
映画のオープニングってだいたい映画会社のロゴから始まって徐々に物語に移行していくわけなのですが、今作のグレイテスト・ショーマンは全くの違和感なしの導入で、気づいたらショーが始まっておりました。
演出の上手さが際立っていて、すぐに舞台観客になったかのような錯覚を覚えました。
上映直後って天井の照明が暗くなったばかりですので、目が暗さには慣れていません。
そのすきを狙ったかのように真っ暗な状態で魅せられたわけですから一気に心が鷲掴みされました!
ああぁ〜ミュージカル映画を観ているって感じがしてよかったです!!
起承転結がシンプル
約2時間の上映時間で、起承転結がとても上手くまとまっていました。
それに下手な推理も必要がなく何となく展開が読めちゃいそうなのに、その展開に期待している自分がいました。
最後はハッピーエンドに終わるのは予想通りでしたけど、その予想を上回るのが魅せ方が素晴らしいんですよね〜。
シンプルな構成に、1つ1つをミュージカルに仕立てていますので終始笑顔になれたことが幸せを感じます(笑)
舞台設定の世界観
歴史上、実際にあった出来事を映画化しています。
物語は19世紀半ば、ようやく蒸気機関車で人や物が運べるようになってきてまだまだ馬車が現役の時代です。
当然ですが差別が根強い社会でした。
その社会を真っ向から勝負を仕掛けたのが、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナム。
サーカスのパフォーマーの人のほとんどが黒人、高身長、低身長、身体障がい者などで占められています。
その一座を見世物にしているわけなんですよね。
しかしその見世物は本当の自分を見せるのであって決して笑い者にするためのものではありません。人を心から喜ばせるための見世物なのです。
みんな違うから輝く
この映画を観ててのポイントは一人ひとりが違うからこそ輝くというメッセージがあります。
すべてがすべて同じじゃつまらない。まさにそのとおりです。
私自身も周りと違ってちょっとジレンマ感じることがあるんですけど、自分は自分ということを言い聞かせると少し安心しちゃいます(笑)
楽曲が素晴らしい
今回のミュージカル映画はラ・ラ・ランドよりは楽しめた気がします。
オープニングとエンディングに使われた「The Greatest Show」これは映像と一緒に観ていただくとより非現実感に浸れます。
そして主題歌として扱われている「This is Me」は歌詞を1つ1つ堪能していると心に刺さるほどの曲。
こんな恍惚な気持ちにさせてくれて私は幸せです。
そんなわけで映画館で観るべき映画なので、ぜひ上映期間中に足を運んでください。
きっと夢が踊ります!