昨日は台風が近畿地方に上陸しようとする最中、朝一に映画館に足を運びました。
日本語字幕の日がその日の時間帯でしか観れませんから(^_^;)
ひとまず「ナラタージュ」を観てきましたけど、いかんせんモヤモヤは続いております。
あらすじでは
あらすじを読む限り、生徒が先生に対する恋心という禁断の愛という触れ込みです。
少なくとも「昼顔」よりはマシかな〜と思って観ていましたが・・・
このナラタージュも昼顔とは種類が違いますけど複雑な感情になりましたね・・・
簡単にいえば、教師の葉山先生(松本潤)と元生徒の工藤泉(有村架純)の淡い恋心をうまく映像化して男女の心理を描いたものです。
ただ2人の周りの人のことを考えると嫌な気持ちになりそうです・・・・
自分なりに思うこと
私は良くも悪くも現実(リアル)に生きています。
映画の中では現実を忘れてロマンを求めますので、ラストシーンには必ずハッピーエンドで終わって欲しい願望があります。
ナラタージュは現実(リアル)にありそうで、気分的に良しとしませんでした(汗)
教師と元教え子の恋模様は現実に起こっても別におかしくはありません。
2人だけで誰にも迷惑をかけなければいいんじゃないかなとは思っています。
しかしながら劇中では葉山先生(松本潤)には奥さんがいて、工藤泉(有村架純)には彼氏もいる。
もうこれだけでハッピーエンドで終わるような気がしないです・・・
なんとなく本人たちの都合の良いような終わり方になるかなと予想していたけど、あぁ〜やっぱり都合の良い終わり方になりました。
言ってしまえば、みんな自分勝手なんですもの\(^o^)/
男性目線
ちなみに私は男性目線で観ていて、葉山先生(松本潤)と泉の彼氏である(坂口健太郎)、両方の心理には共感できました。
まず葉山先生(松本潤)は奥さんがいて、自分なりに最善を尽くそうと思いつつもどこか心が空っぽな自分がいます。そんな中で教え子である工藤泉(有村架純)の存在に救われていたことが描かれていました。
これ、私も経験したことがあるからよく分かるんです。
一方で泉の彼氏こと小野くん(坂口健太郎)の強烈な恋心と嫉妬心。
そりゃ自分の彼女が先生好きってどういうことだよ!って思いますもん。
なんか20代だった頃の自分を思い出しました・・・
葉山先生の心理は30代の自分
小野くんの心理は20代の自分
どちらの心情も分かるってことは、私なりの人生観が凝縮されたかのようでした。
裏を返せば私自身も自分勝手な生き方をしてるとも言えるんですけど、なんかズバズバと自分の心情が突かれた感が半端なかったです(苦笑)
もし40代の自分がこの映画を観たらどんな感情になるのでしょうか(笑)
あと昼顔と共通して言えるのは、男女の関係って理屈で動くことはまずできないです。
絶対にダメと分かっていても感情が最優先に来てしまい、つい周りが見えず本人だけの世界になってしまう。
これを作品に仕上げた作者はある意味で凄いと思いました。
女性目線はまた違った感情での感想が出てきそうですけどね。
そんなわけで未だモヤモヤ感を引きずって今日に至っておりますw