パンチョの人間万事塞翁が馬

自分の関心事をつぶやくよ

ボクシング世界戦!比嘉大吾のKOがすごい!!でも村田諒太の世界戦は悲しい!!!

 

比嘉大吾のラウンド6は衝撃のラウンドと言えるくらい

見ていて興奮しました!!!!

こんな圧巻的なKOシーンは初めて見たかも知れません!

 

フライ級の 前日計量

前日計量では王者エルナンデスが200gオーバーで王座剥奪が発生。

ボクシングは体重別による階級制をしいているスポーツですので、同じ条件で対戦するのがルールです。

その前チャンピオン(王座剥奪したため)の体重管理に具志堅用高会長は激昂です(^_^;)

 

ていうか具志堅用高さんはいつもバラエティ番組に出演していて、天然ボケなところしか見せてないのにジムを運営していたのですね(笑)

 

不利な戦況のはずなのだけど

公式発表では前チャンピオンのエルナンデスは200gオーバーです。

しかし当日になれば飲み食いして更に体重オーバーになってもおかしくありません。

そんな中で、比嘉大吾は前チャンピオンに挑むことになるわけです。

体重差を考えたら比嘉大吾は不利なんですよね。

100g単位重くなったらパンチも重くなる・・・と思いますけど・・・

不利な状況の中で世界挑戦をするわけです。

 

比嘉大吾選手について

私はボクシング通でもなんでもないので、今日まで比嘉大吾はあまり知りませんでした。

番組では沖縄出身のボクサーとして紹介されました。

具志堅用高に憧れて、なおかつ具志堅用高がスカウトした弟子ですので、お笑いのメンタリティより沖縄ボクサーとしてのメンタリティがかなり強化されているはずです!

戦績を見たら12戦12勝12KO

めちゃ完璧なレコードじゃないですか・・・

記録だけを見たらパンチ力があるボクサーだと分かります。

 

しかし世界戦なのでそう簡単には勝てないのがボクシングの世界

(はじめの一歩で知った知識です・・・)

 

蓋を開けてみたら

いきなり比嘉大吾がエルナンデスにダウンを奪ってるじゃありませんか・・・

これはまさかいけるかも?!

 

と思ったら、前王者を圧倒してダウンを奪いまくる!!!!

 

ラウンド6の3分間はまさに興奮の渦に引き込まれ、ついテレビ画面を注視しまくりました!!

 

WBCはフリーノックダウン制なので、ラウンド中に何度倒れても立ち上がれば続行です

比嘉大吾がエルナンデスをダウンさせたら、立ち上がってくる。

またダウンさせたら、しばらくしたら立ち上がってくる。

画面越しで見ていたら前王者は死に体に近い!

 

こんなにボクシングが面白いとは!!!

 

ラスト10秒から最後のダウンは圧巻でした!

 

具志堅用高の目にも(´;ω;`)

試合後、比嘉大吾は具志堅用高のところへ向かい抱き合います。

そしたら具志堅用高の目に涙が!

 

いつもおちゃらけているのに、この日は自身のジムに初めて世界チャンピオンが誕生したのです。

それも同じ沖縄出身の比嘉大吾のおかげですから、感極まるのも分かります。

 

見ていたら、こっちまでももらい泣きします。

 

ニュースターの誕生でボクシングが面白くなりましたね!

 

村田諒太の世界戦

ミドル級のボクシングは日本人にとって夢の世界だそうです。

日本人のミドル級王者はガチンコのトレーナーとして出演した竹原慎二ただ一人だけ。

 

漫画の世界では鷹村守がミドル級王者として君臨しています。

「はじめの一歩」の作者、森川ジョージさんも日本人でのミドル級は本当に難しいとおっしゃるくらいでした。

 

ミドル級の試合を見るのは実がこれがはじめてです。

 

見ていて、パンチ力や技術もありますね!!!

1発1発が重そうです!

 

対戦相手のエンダムはWBOの元王者です。

KO負けしたことがないタフネス選手。

 

ラウンド4に村田諒太がダウンを奪って優勢!!

 

・・・と思っていたのですが試合は判定になり、村田諒太は負けました。

 

 

ボクシングの判定って、見ているものにとっては難しい側面があります。

技術的なものではアマチュアで判断しますが、プロの場合の手数的なものはどう判断するのでしょうか。

私の目から見て、村田諒太は相手のエンダムに威圧的に試合を支配していたように見えました。

しかしジャッジ側は手数の面でエンダム優勢としたようです。

 

なんか亀田興毅の初世界戦を思い出します。

あれもあれで亀田興毅はダウンを奪われ負けていたと思っていたのですけど、世界王者になったわけですしね・・・

 

そういえばこの試合も亀田興毅の世界戦もWBAが主催です。

WBAはアマチュア団体なのでしょうか?

 

プロの試合ってなんでしょう?

お金を払って見るものを楽しませるものだと思います。

ファンあってのプロボクシングですから。

それにダウンを奪うことは見るものを興奮させてくれます。

今回の村田諒太の世界戦はアマチュア的な要素の判定で少し納得できません。

当の村田諒太も「なぜ負けたのか」表情が物語っています・・・

 

しかしながら、相手のエンダムは村田の3倍ものキャリアを積んでいる元王者です。

敗因を挙げるならば試合経験の差で負けたと思うしかありません。

 

ただハッキリ分かることは1つ。

 

ボクシングは相手を倒せば勝てる。

 

シンプルにこれを実行するしかないかなと思います。

 

判定だけは見る人の主観で大きく変わりますから、議論を終着させるのは難しいですしね・・・

 

村田諒太の初世界戦はこれで終わりじゃありません。

次があります。

その次は「いつやってくるのか」分かりません。

なにせミドル級は挑戦すら難しい階級ですから。

地道に戦っていくしかないかなと思います。

 

 

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