なんて言ったらいいのでしょうか。
お国柄というのか、人種の差って言うのか
どう説明したらいいのか分かりません。
以下の記事を読みましたけど
タイム
ケニア人はこの地球上、もっともマラソンに適した人種なのでしょうか・・・
タイムを見て衝撃ですよ!!
ペースメーカーで、なおかつ初マラソンで優勝。
そのタイムが
2時間8分57秒
いきなり8分台でフィニッシュできたのが凄いです。
距離の壁を感じさせない
彼はパラリンピックの選手として
中距離路線で活躍していたそうです。
もともとペースメーカーの役割で終える予定が
そのまま突き進んでマラソンまで
優勝できるのは並大抵のことじゃありません。
普通なら35km過ぎで距離の壁を経験してもおかしくないのに
脱落さえもなかったから驚きを通り越して呆れると言った方が正確かもしれません。
それでサブ10を達成していますので
素質そのものが素晴らしいものだったのではないでしょうか。
私の頭の中の常識(経験)
マラソンにはマラソンの練習をしないと
完走するのが難しいと考えています。
中距離選手がいきなりマラソンに出て優勝をしようと思ったら
身体をマラソンタイプに変えていかないとまずは完走は困難です。
数年前、福士加代子選手の初マラソンを思い出してみてください。
彼女は30kmすぎに失速しました。
理由はマラソンに向けた練習をしなかったのが原因です。
初の42・195キロはマラソン界の常識への挑戦だ。昨年12月16日の全日本実業団対抗女子駅伝後、大阪国際に向けた練習に着手したが、一般的なマラソン練習とは程遠い。最長距離は徳之島合宿で“尚子ロード”を走った32キロ。定番である40キロ走をしないばかりか、内容はトラックレースと変わらないという。
また駅伝とマラソンでも別レースとして認識しないと
痛い目に遭います。
なので、マラソンにはマラソンの練習をして
仕上げないと身体が悲鳴をあげます。
ケニア人の強さの秘密
話を戻して、ケニアのパラリンピック選手は
マラソンに向けた調整はしたのでしょうか・・・
ペースメーカーを務めるほどなので
最低でも30km走はしていたと思います。
これくらいならレースペースで走らなくても完走はできるでしょうが、
ケニアのパラリンピック選手は、ペースメーカーなので
先頭にたって走っているペースを維持しないといけません。
ペース維持に集中するだけでも精神はすり減ります。
それで優勝を目指そうと思っても、心身とも消耗している状態なので
結果としては完走が関の山です。
その常識が根本から覆したのがケニアのパラリンピック選手なわけです。
それか単純にケニア人の素質がすごすぎるだけなのか
日本人の常識では計り知れない練習をしているのか
リンク先の記事を見る限りでは分かりませんが、
今の私の印象では障害があるかどうかではなく
純粋にケニア人の能力に驚きを隠せません。
こうやって見てみると
日本人選手がマラソンでメダルを取るのはまだまだ先になるなと。
これほどレベルの違いがハッキリ示されてますから・・・
先月の東京マラソンで世界の脚に震えていたので
余計にそう感じてしまいます。